出版社の声
(株)光文社
小松 現 様
新書編集部 副編集長
樺木さんは大柄な男性です。ふつう、背丈が180センチ以上もあると、えてして相手に威圧感を与えるものですが、187センチの樺木さんにはそのような雰囲気がありません。
それどころか、まるで柳のようなしなやかさを醸し出しています――私にはそれが不思議でした。しかし、何度かご飯をご一緒させていただくうちに、そのヒミツの一端を見つけることができました。それは皆さんご自身で見つけていただければと思いますが、樺木さんは、とある訓練によって心と技と体を磨かれ、現在のしなやかさを身につけられたようです。
また、樺木さんは人の話にきちんと耳を傾ける方です。それゆえに、相手のいい面を引き出し、これまで多くの良書を出されてきたと推測します。私自身も現在一冊進行中なのですが、縦横無尽に立ち位置を変えて物事をいい方向に持っていこうとするご姿勢は、サッカーで譬えるならゲームを上手にコントロールする優れたボランチといったところでしょうか。
樺木さんと苦楽を味わいながら、共に歩んでいかれるのも一興でしょう。