自分のビジネスとあまり関係ない本を出すと害になる、は本当か?
2013/06/12
こんにちは、樺木宏です。
以前、
「自分のビジネスとあまり関係ない本を出すと、むしろ害になることがある」
と言っている人がいました。
でもこの考え方は、ちょっと注意が必要ですね。
というのも、一面的なものの見方なので、あまり真に受けると、自分の可能性を
狭めてしまうことがあるからです。
例えば、税理士がメインの業務だからと言って、出版も絶対にその関係でなければいけない、
というような事はありません。
外資系企業専門で税理士をやっているなら、英語を教える本も十分検討に書けます。
海外進出にあたって語学面からもサポートができる、という付加価値がえれば、
他の税理士と差別化もされるでしょう。
価格競争に巻き込まれることも無くなりますし、こちらから顧客を選ぶ事ができるように
なれる可能性もあります。
企業向けの英語の仕事が増え、収入も複線化されて業績も安定します。
しかし相乗効果を検討もせずに、「自分のビジネスと直結した本を出さなければいけない」
という考え方を鵜呑みにしてしまうと、こうした可能性を狭めてしまうこともあるのですね。
最初の1冊目の本は、自分の可能性を出来るだけ広く検討すべきですね。
ご参考になれば幸いです。