ミーハーでなくても流行を追うべき理由
2013/08/21
こんにちは、樺木宏です。
「流行を追いましょう」というと、好き嫌いが分かれると思います。
みなさんはどちらでしょうか?
もし「嫌い」と答えた方でも、自分専門分野の、
「出版物の流行」
は、ぜひ追いかけて見て下さい。
なぜかと言うと、
本が売れているということは、多くの人が何に悩んでいるか、が分かるという事だからです。
そして悩みがあるという事は、知識を得て解決したい、ということですから、
それを提供してあげれば、あなたの情報も「売れる」ものになるのですね。
ただ、ここで注意したいのは、同じ事を考えている人が大勢いる、という事。
流行が少しでも先に分かれば、本の出版は確実に決まる為、
ヤマを張って待ちかまえている著者も多いのです。
一例を上げると、ソーシャルメディア関連の本。
2010年はTwitter、2011年はFacebookの本が、大量に出版されました。
そこで先駆けたのは、半年くらいからヤマを張っていた著者たち。
この手の流行はまずアメリカで起こり、その後日本に入ってくる、
という流れですから、それを見越して準備していたのですね。
ただ、いったん本が出だすと雨後の筍のように類書が次々と出ますから、速いもの勝ちです。
成功した人は、ここが早いのです。
記事をまめに更新し、交流も積極的に行い、自分の他のメディアの読者を誘導する。
こうした準備をしつつ、日本でも流行りそうになる兆しが見えたら、いち早く出版社に企画書を提出
本を出す事で、「この道の第一人者」というブランドが加わり、その後のセミナーや
コンサルのビジネスも集客が上手く行く、という寸法です。
逆に、出遅れてしまえば、大勢の中の1人、ということになり、埋もれてしまうのです。
つまり,流行を追うスピードが明暗を分けるのですね。
その為にも、何となく流行に沿って本を読むのではなく、
・どういう本が売れているか
・それはなぜか
・次はどういう本が売れそうか
という視点で見て行きましょう。
そして「少し」先んじる事が出来れば、本を出してブランディグする事が、
視野に入ってきます。
少し先んじて、ブランドとなるか。
少し出遅れて、埋もれるか。
ぜひ、前者になるべく、流行を追いましょう。