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文章を直すのは、いったん書き上げてから

2024/06/13

こんにちは。

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


本に限らないのですが、書いた文章というものは、いろいろ直したくなるものですね。


私も自著や代筆含め何冊も本を書いていますが、

書いているときはいい文章だと思っていても、

日を空けて読み返してみると、

「なんだこれは・・・」と、

自分の文章にがく然とすることもしばしばです(笑)


さて、自分の文章に納得いかないとき、

直したくなったときに、気をつけたいことがあります。


それは、

「いったん書き上げてから直す」

ということです。


というのも、書きながらチェックもしてしまうと、

ストレスが大きく辛い上に、

マルチタスクになってしまって、クオリティも下がりがちだから。


たとえば、

「どんな内容を書くかを考えながら、

 その表現にも気を配りつつ、

 気に入らない箇所をチェックして修正しながら書き進める」

というやり方だと、複数の注意点に気持ちが分散してしまいますね。


結果、内容も表現の工夫に集中しきれず、

もっている実力を発揮しきれない本になってしまう可能性が高いです。


結果、あまり売れない本になってしまったり、

ストレスの大きさから、

「もう出版はこりごりだ・・・」

と、著者活動自体がイヤになってしまうこともあり得るでしょう。


これはもったいないですね。


そうならない為にも、

「文章を直すのは、いったん書き上げてから」

ストレスなくラクに、

より納得出来るよい本が生まれる可能性が、格段に高まります。


ご参考になれば幸いです。

 

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