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著者としての付加価値がグッとアップするコツとは?

2019/02/21

こんにちは、保護ねこ9匹と暮らす出版コンサルタントの、樺木宏です。


さてあなたも、

「これは絶対にいける!面白い企画だ!」

と思ったことがあると思います。


でも・・・

「相手の反応が薄い」

「むしろ拒否反応」

こんな経験、ありませんか?

私はよくあります(笑)

こんなとき、どうすればいいのでしょうか?

それは、

「思いきりていねいに説明する」

ことです。


この「ていねい」というのがポイント。

自分にとって「これくらいならいいだろう」ではなく、

圧倒的に、振り切るくらいに、思いきり「ていねい」ということです。


なぜなら、そもそも、あなたと相手では、情報量が違うからです。

あなたはその企画に思い入れがあり、情報量も豊富。

対して、企画を提案する相手は、それほどではありません。

だから「これくら分かっているだろう」という前提で、

説明をはしょってしまっているのですね。

だから、伝わらないのです。


ただ、多くの人にこれができないのには、理由があります。

いわゆる「知の呪縛」というもので、人は何かについて詳しくなればなるほど、

それを知らなかったときの気持ちが想像できなくなってしまうのですね。

平たく言えば、素人に伝えるにはストレスがかかる、ということです。

そのストレスを乗り越え、あえて「ていねい」にできるかどうか。

そこで著者としての付加価値が決まるといっても過言ではないでしょう。


つまり、自分の基準で割愛せず、ていねいに説明するだけで、

伝わる可能性は格段に上がります。

「さすがにこれくらい知っているだろう」

ということも、はしょらずに説明するのがコツですね。


また、「面白い!」と思うのは感情ですが、

「売れるかどうか」を判断するのは理性。

そのままぶつけたのでは、砕け散る可能性も大きいでしょう。

そうならないためには、「変換」が必要です。


なぜそれが面白いのか、売れると思うのか、

感情を動機としながらも、理性で言葉にする。

これができれば、大きいですね。


そして最後に、ていねいとはいいながらも、

「分かりやすく」することです。

すでにそれを知っている側にとってわかりやすいことと、

知識が無い人の分かりやすさは全く違います。

すでに良く知っている人にとっては、要点が抜き出されているだけの方がわかりやすいです。

しかし、予備知識がない側にとっては、例え話を多用するなど、要点よりも「流れ」がわかりやすいほうが好ましいもの。

このようなポイントを押さえれば、相手の気持ちを「つかめる「可能性がずっと高まるでしょう。


ご参考になれば幸いです。

 

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