なぜ本を出す事が目的の人は、損をしてしまうのか?
2013/05/31
こんにちは、樺木宏です。
いざ出版が決まると執筆に追いかけられる訳ですが、
そこでおろそかになってしまいがちなのが、
"ビジネスとの連動"です。
出版が決まると、本業がありながら、執筆をする事になります。
手いっぱいになってしまい、他の事はおろそかになりがち。
ましてや、今すぐやらなくても良さそうな「ビジネスと出版の連動の準備」
などは、後回しになりがちですね。
しかしこうした後回しは、実に勿体ないことです。
なぜなら、商業出版の大きなメリットのひとつ、
"将来のお客様候補を獲得する"
効果が激減してしまうから。
あなたの本を読んで、感銘を受けた読者は、Googleで検索します。
その時に、読者の悩みを解決するメールマガジンが発行されていたら、必ず申し込むでしょう。
あるいは、セミナーの案内や、DVD教材が販売されていたら、購入する可能性は非常に高い。
これをみすみず取り逃してしまうのは、勿体ないですね。
ではどうするか?という事ですが、
「出版とビジネスをつなげる準備は"一番忙しい時"にしましょう!」
という事になります。
最初からそういうつもりで組み込んでおけば、忙しくでも後回しにせず、
最適なタイミングで準備ができます。
しかし、本を出す事自体が目的になってしまている人は、
「もう目的は達成した」
とばかりに、もう一頑張りができません。
本を出す事が目的の人が損をしてしまうのは、ここに理由があります。
出版メリットを最大限享受できる人は、
「出版は通過点、そのあとのビジネスとの連動がうまくいく事がゴール」
という考え方。
ぜひここは押さえて下さいね。