現時点でベストの採用確度を持った企画をつくるには?
2013/06/17
こんにちは、樺木宏です。
出版企画考案には、"セオリー"と"ツボ"があります。
ここを考えるだけで8割決まってしまう、というようなポイントがあるのですね。
それを知っていれば、あっさりと出版が決まる事もありますし、
知らない為に、いつまでも決まらない、ということが起こり得ます。
この記事を読んでもらっている読者のあなたには、遠回りをしないためのノウハウをお伝えします。
ズバリ、出版企画で一番コアになる部分というのは、
「強み」×「悩み」
の組み合わせです。
強みとは、"あなたならではの独自の誰にも負けないと言える強み"の事です。
悩みとは、"今この時代に多くの読者が悩んでいること"です。
この2つを組み合わせれば、著者デビューへの最短距離が見えてきます。
でもこれを一人でやろうとすると、けっこう難しいのですね。
多くの人がどういう企画を考えるかというと、
"自分の書きたいことが100%"
な企画を送ってくる人が多いのです。
これは、優秀な人でも、顧客志向の人でもそうなる場合が多い。
そこを、客観的にみて「強み」を活かして書きたいことに変えるだけで、採用確率が跳ね上がります。
さらにそこに、今多くの人が悩んでいる「悩み」を加味することで、さらに採用確度があがるのです。
これらを踏まえれば、今現時点で考え得る最高の採用確度を持った出版企画が出来上がるのですね。
そこからさらに確度を高めるとすれば、出版社側の企画を求める時期を考慮し、
編集者との人間関係、といった要素を加える事になりますが、それはまた別の話と言う事で。
今日のノウハウのまとめです。
「強み」×「悩み」
を活かしましょう。
採用確度が、跳ね上がりますよ。