優秀で高い地位の人ほど"不利"な事とは?
2014/02/06
こんにちは、樺木宏です。
仕事もある程度上の立場になると、アドバイスを受ける機会が激減します。
上に行けばいくほど、その傾向は顕著。
「社長、あなたのビジネス、ライバルと置き換え可能ですね。差別化されていませんね」
などと言ってくれる社員はいません(笑)
平時にはこれで良いのですが、これが商業出版になると、話は変わってきます。
というのも、すでに本を出している優秀なライバル著者が大勢いるから。
いくら有益で素晴らしいノウハウでも、同じ内容で先に本が出ていれば、
読者はもう「お腹いっぱい」の状態でしょう。
また、今世の中に何が求められているか、という時代性もあります。
20代のゆとり世代向けに根性論でがむしゃらに働こう、というメッセージを送っても、
響く可能性は低いですね。
このような事情があるので、商業出版では「自分を客観視」することがとても大切です。
・自分のノウハウは、ライバルと比べて、読者にどのような新しいメリットがあるか?
・今の時代、多くの読者が悩んでいることと、自分のノウハウはどう繋がるのか?
こうした客観的な視点がとても大切。
そしてそれが自分では難しい、と言う事であれば、第3者のアドバイスが有益なのですね。
あなたのまわりにはそうした人がいますか?
優秀な人で、立場が上であればあるほど、ここは盲点になりがち。
自己チェックしてみて下さいね。