企画に何かが足りない・・と思ったら
2014/05/16
こんにちは、樺木宏です。
実力は十分あるのに、この企画には何かが足りない・・・と思ったことはありませんか?
そのポイントNo.1は、"類書との差別化"です。
もしあなたの企画がなかなか採用されない、という事でしたら、
差別化だけに絞ってよい、とすら思います。
なぜなら、あなたの企画に読者のニーズが全くない、という事は少ないですし、
著者に書く資格が全くない、という事もレアケースです。(たまにありますが・・・)
でも、「類書との差別化」を全く考えていないケースは多いのです。
だから、そこを考えるだけで、飛躍的に企画の採用確度が上がるのです。
就業規則の本を例に挙げてみましょう。
当然、数多くの類書があります。
似たような本では、企画は通らないですね
そこで、
・この本ならではの、独自のポイントは何か?
・今の時代らしさを強く打ち出せないか?
・今までに無かった新しい要素はあるか?
という視点から差別化を考えていくのです。
「社長のホンネ、わがままを全部吐き出してしまう就業規則(独自性)」
「社長は従業員に訴えられるとほぼ負ける時代に有効なノウハウ(時代性)」
「社長の都合ばかり書いているのに、むしろ従業員と仲良くなれる(新奇性)」
こんな要素があったら、間違いなく類書と差別化できますね。
実際、この企画は採用となり、すでに発売されています。
だからあなたも、類書との差別化を考えましょう。
すっぽり抜け落ちてしまいがちなこの要素を考えることで、
企画もサービスも、格段にグレードアップすること間違いなしですよ。