本を読むときは、批判的に読もう
2024/10/24
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
あなたは本を読むとき、どのような気持ちで読んでいますか?
一般的には、著者を「先生」だと思って、素直に読む人が多いようです。
しかし、この記事を読んでいるということは、
あなたは本を出したい人か、すでに出している人でしょう。
であれば、
「あえて斜に構えて、"批判"しながら読む」
というテクニックを、試してみて欲しいと思います。
というのは、インプットするだけなら、普通に素直に読むだけでよいのですが、
著者になるということは、自分自身も「アウトプット」する必要があるからです。
ただ素直に肯定しながら読むだけでは、いざ自分がアウトプットする際、
よくいえば同じような内容、悪くいえば「二番煎じ」になってしまいます。
そうなれば出版社も、
「後から似たような本を出しても売れないだろう」
と考え、あなたの企画がスルーされる可能性が高まってしまうのですね。
一方、批判しながら読む場合はどうでしょう。
「こういう問題がある」という新たな論点を提起して、
「自分ならこうする」という、新しい視点を提供することになります。
すると読者は、
「今まで教えてもらえなかった新しい知識を得られた」
となり、出版社は、
「今までの本にはない、新しい視点と知識で差別化されている」
と感じて、企画に興味を示す可能性が高まってくるでしょう。
いかがでしょうか。
あなたがインプットだけでなく、アウトプットもしたい、
それも「本」という形で商業出版したいのであれば、
「あえて斜に構えて、"批判"しながら読む」
ことで、出版が近づいてきますよ。
ご参考になれば幸いです。