シンプルにすると、企画はうまくいく
2023/11/23
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
本を書こうとすると、どうしても
「あれも書きたい、これも書きたい」
と、いろいろなアイデアが出てきますね。
それはとても良いことで、質の高いアウトプットのためには、
まず量を出すことが大切です。
ただ、商業出版で企画を通すためには、
「そのあと、絞り込んでシンプルにする」
という工程が、どうしても必要になります。
というのも、
出版社の会議では、A4で2〜3ページ程度の企画書しか受け付けませんので、
本文の文章は添付することが出来ないためです。
私たちは本を手に取ると、見出しから意味が分からなくても、
本の文章を読むことが出来ますが、
企画書はそうではないのですね。
そのため、伝えたいことを企画書にできるだけ凝縮して、
シンプルにすることが、大切になってきます。
アウトプットしたアイデアや文章を、
後日改めて、見直してみる。
そこでよりシンプルにまとめたり、ムダを削ってみる。
こうした試行錯誤を繰り返せば繰り返すほど、
あなたの考えはシンプルになり、より相手に「刺さる」ようになってきます。
たとえば日本に何百年も伝わる
「ことわざ」や「格言」は、子どものころ聞いたものを一生覚えていたりします。
これなどはシンプルの極みであり、読み手に深く「刺さった」事例ですね。
ここまで行かなくとも、考えというものは練れば練るほど、
シンプルになって、相手に刺さるもの。
その力をぜひ、あなたのコンテンツにも活かしていきましょう。
ご参考になれば幸いです。