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企画のインパクトが倍になる、逆張りする技術

2013/06/19

こんにちは、樺木宏です。


企画のインパクト、欲しいですね。

インパクトがあれば、多少の懸念材料があったとしても、勢いで出版が決まることがあります。

逆にインパクトが無ければ、どれだけ有益で為になる内容でも、企画は通りません・・・。


例えば、残念な企画のパターンの1つに、

「どこかで聞いた事のある話だな・・・」

というのがあります。

だいたい似たような実績と経験を持っている人はいるもので、

本を出すのも早い者勝ち的なところがありますから、

先に出されてしまっているのですね。

後追いして同じ事を言っても面白くないので、編集会議は通らないのですが、

でもこういう企画は非常に多いです。


ではどうするか?という事ですが、

そのインパクトを作り出す方法の1つに、「逆張り」という方法があります。

カンタンに言えば、大勢の人が言っていることと、逆の事を言うのです。

「そんな逆のことを言ってしまっても、大丈夫なの?」

と思われる方もいるかもしれませんが、大丈夫です。

世の中の本を見ても、1つの売れている本と、逆の内容の本は必ずと言っていいほどあります。


例えば、最近売れている本で言えば、下記の2冊などは対照的ですね。

「なぜ日本経済は世界最強と言われるのか」ぐっちーさん著・東邦出版

「日本大沈没」藤巻健史著・幻冬舎

見事にお互い真逆の事を言っていますが、両方それぞれ支持者がいますし、両方売れています。


後追い、同調をしないで、思いきって「逆張り」。

ぜひ一度はあなた自身に当てはめて、検討してみて下さい。

企画のインパクトが、全く違ったものになりますよ。

 

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