この1点をおさえると企画が見違える、というポイントとは?
2013/06/26
こんにちは、樺木宏です。
この1点をおさえると、企画が見違える、というポイントがあります。
それは、
「企画は引き算」
ということです。
なぜ企画が見違えるのかと言えば、
できるだけピンポイントで刺せば、その分読者に深くささるから。
逆に、たし算で考えてしまうと、誰にも見向きもされない企画が出来上がります。
例えば、身近な雑誌で考えてみて下さい。
書店で見かけて、ちょっと面白そうだなと思っても、
それ以外の関心がない記事が多くあれば、読みたいものがあっても買わないですよね。
これを出版企画に当てはめても、結論は同じです。
お金も儲かるし、人間関係もよくなるし、仕事の効率もアップして勉強もはかどる。
こういう拡散した内容では、皆に喜ばれるようでいて、実は誰も買いたいと思わないのです。
ここで分かりずらいのは、世の中には拡散した内容の本もある、ということ。
だから拡散してもいいのでは?と思ってしまいがちなのですが、それは違います。
そうした本の著者は、知名度・実績が圧倒的であれば、日記を書いても売れる人なのです。
新人著者、あるいはそれに準ずる著者は、思いきって引き算にする。
つまり削れば削るほど、著者デビューが近づくのです。
今後の企画考案の、参考にしてみて下さいね。