あなたの企画は、見る人によって評価が全く異なる
2014/05/30
こんにちは、樺木宏です。
出版企画は、自分の書きたい事と読者のニーズが大切なわけですが、
それだけで十分かというと、別の要素もあります。
出版社の"カラーに合わせた企画"が、意外と大切なのです。
なぜかと言うと、同じ企画でも、出版社によって評価が全く異なるからです。
私は100社位の出版社とご縁がありますが、同じ企画を提案しても、評価が全く違うことが
度々あります。
ある出版社では、絶賛の企画が、ある出版社ではスルーされる。
こうした事は、実は日常茶飯事なのです。
その為にも、カラーに合わせる、という事が大切です。
出版社の過去の発行ラインナップを見て、傾向をつかむ事はその有効な手段でしょう。
また、もし出来るのであれば、編集者と話をして、得意な分野や好きなテーマの傾向を
知る事は、大きな意味があります。
その上で、自分の企画との接点を考えて行けば、採用確度が大きく違ってくるのですね。
出版社の傾向。あなたが本を出し続けるためのプラスアルファの要素として、ぜひ気に留めて見て下さい。