著者にとって、本当に効率が良い情報収集の方法
2013/05/30
こんにちは、樺木宏です。
よく頂く質問に、「本はよく読んで情報収集しているのですが、自分の書くべきテーマが見つかりません」
というものがあります。
せっかく時間とお金を投資して本を読むのですから、自分自身の執筆に活かしたいですね。
そこで、今回は「著者にとって効率の良い情報収集法」ということで、書いて見ます。
効率の良い情報収集の為には、結論から言えば
「著者としての立ち位置を先に考え、それを明確にしてから調べること」
が大切です。
なぜかと言うと、ここが明確になっていないと、いつまでも無関係な情報含め、
延々と時間がかかってしまうからです。
さらには「自分はこういう切り口で行こう」という意思決定が出来なくなってしまいます。
ですので、仮説でも良いので、自分の著者としての立ち位置をまず決めたいのです。
もしこれがないとamazonを見ても、あるいは書店に出向いても、
自分が書きたいジャンルの本をなんとなく眺める事になります。
あれも関係ありそうだ、これも関係ありそうだ・・・
と買って読んでみるものの、自分との接点が今一つ分からない、という事に。
読むモチベーションも上がらず、なんとなく積ん読状態になり、山が大きくなり・・・
という流れになってしまいがちなのですね。
一方、自分の立ち位置はここだ、と明確になっていれば、
そうした努力は必要最小限ですみます。
アンテナが立っているので自分の仮説を裏付ける情報、あるいは反する情報が
飛び込んでくるのですね。
そうすれば、そのまま行くにせよ、方向転換するにせよ、必ず前進する事ができるのです。
両者の違いは、事前に考えたか、否か、です。
考えてから、調べるか。
調べてから、考えるか。
この順番の違いが、著者にとっては決定的なスピードの違いを生んでしまうのですね。
今日のまとめです。
著者としての立ち位置を先に考え、それを明確にしてから調べること。
これが出来れば、貴重な時間を無駄にせず、効率のよい情報収集が可能です。