この"1つの質問"で、本を出すチャンスが高まる
2024/03/28
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
本を出そうとするとき、
「私はこれを書きたい」
という想いがありますね。
それはとても大切なことなのですが、
商業出版では、もう1つ大切なことがあります。
それは、
「これを読みたい人は?」
という問いです。
具体的には、
・この本を読みたい人は、どういう人なのか?
・何に悩んでこの本を読みたいのか?
・そうした人はどれくらいいるのか?
といった問いですね。
こうした問いがないと、
「自分が書きたいこと」が中心になり、
読者不在になりがちです。
言い換えると、コミュニケーション不在ですね。
読者が少ない本は売れませんので、
出版企画なら、なかなか出版社のOKを得られません。
仮に企画が通っても、
著者と読者のコミュニケーションが無い本は、
売れない本になってしまいがちです。
そうならない為には、
「これを読みたい人は?」
という問いを、自分自身に投げかけてみましょう。
読み手がどんな人なのかを想像し、
その心情に思いを致せれば、
読者がありありと見える企画となり、
読んだ人と心が通じ、コミュニケーションがとれる本になります。
そうした本は売れる可能性が高いので、
出版社のOKも得やすくなるでしょう。
商業出版の書籍といえども、
本質は人と人とのコミュニケーション。
ぜひ読者をイメージして、
「よい関係=よい本」
を出していきましょう。
ご参考になれば幸いです。