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「売る」ための文章の共通点とは?

2013/05/31


こんにちは、樺木宏です。


さて、文章にはいろいろな力がありますね。

売る、というのはその1つです。

特にここ10年は、文章の「売る力」が注目され続けています。

例えば、昔からあるDM(ダイレクトメール)、

Webではセールスレター、

そしてメールマガジン、などですね。

こうした文章による販売は、実際に凄い売上を上げています。


そして実は、出版企画書も「売る文章」です。

読者にお金を出して買ってもらうのが本だからですし、

出版社が著者にお金を出して出資するための書類、でもあるからです。

出版企画書には、

文字の書かれたA4用紙3,4枚で300万円の出資を依頼する、

という側面があるのですね。

その為出版企画書では、「売る為の方法論」が高いレベルで求められます。


そしてこれらの「売る文章」には、共通点があります。

読者の感情に焦点を当てている、という共通点があるからです。

具体的には、出版企画書の構成は下記のような構成が一般的です。

タイトル
サブタイトル
○企画概要
○想定読者
○著者紹介
○販売協力
○仕様・部数
○発刊時期
○特記事項
○目次案

一方、セールスコピーライティングの構成は、下記のような構成になります。
       
・ヘッドコピー (考え方はタイトルと同じ)
・リード文   (ヘッドを補完して説明。長めのサブタイトル)
・スリップイン (企画概要:背景)
・メイントピック(企画概要:課題・意義)
・第三者の声  (著者プロフィールの証明代わり)
・ベネフィット (欲求を刺激する、苦痛から逃れる、を箇条書き)
・ボーナス特典 (期間限定、希少性の原理)
・リスク保証  (購入のハードルを下げ、さらに欲求を刺激)


いかがでしょうか?

共通点が多いですね。

このように、売る文章には、共通点があります。

いずれの方法も、山を登るルートは違いますが、その頂きは同じです。

読者の感情をつかむ文章を書くことが、皆さんの頂上ですね。

 

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