著者なら必ず押さえたい"商業出版"のもう1つの意味
2014/07/01
「著者なら必ず押さえたい"商業出版"のもう1つの意味」
こんにちは、樺木宏です。
さて、「商業出版」の意味をご存知でしょうか?
この記事を読んでいただいている方なら、
「出版社が費用を全額負担し、ビジネスとして発行する出版のこと」
という事は、すでにご存知だと思います。
書店で売れることで、投じた費用は回収され、利益がでる出版ですから、
ビジネスとしての出版=商業出版、なのですね。
でもこれは、あくまで出版社側の見方。
著者にとっての見方ではありません。
著者にとっての商業出版の意義は、別のところにもあるのです。
それは何か?
結論から言えば、
「あなたの知識を売る事業を立ち上げるための出版」
という事です。
具体的には、
本を売る→セミナーや動画コンテンツなどを売る→コンサルティングや顧問契約を売る
という事業のしくみをつくる為の出版、という事。
これもまた、ビジネスとしての出版=商業出版です。
この著者側からの視点でみれば、本が書店で売れることは、ビジネスの入り口という位置付け。
つまりプロモーションの1部ですから、本を出すことは目的では無く、手段と言うことになります。
そして目的は自分の事業ですから、本と事業との連動を考えることが、とても大切なのです。
実は、この考え方を頭で分かっているだけの人と、実行している人とでは、著者人生が全く違ってきます。
・本を出した後の、集客数と売上が全く違います
・その後の出版で軸がぶれてしまい、ファンが離れることを防げます
・立ち位置が明確になることで、周辺領域との組み合わせで、書ける守備範囲が広がります
・守備範囲が広がる結果、本を長く出し続けることが出来ます
いかがでしょうか?
商業出版は、出版社にとってビジネスなるだけでなく、
あなたにとっても"ビジネス"でなければいけません。
こうした姿勢があなたの事業を高め、ブランディグを高め、ひいては本が売れていきます。
だからあなたが「知識を売る事業としての出版」にこだわればこだわるほど、
出版社とのWin-Winの関係につながっていくのですね。