印税は少ないのに、著者が儲かる理由
2013/10/22
こんにちは、樺木宏です。
さて、著者は印税は少ないのに、けっこう儲かります。
私の身の回りを見ても、実際にそういう人が多いです。
ちなみに印税の額は、印刷した部数が5,000部くらいであれば、約70万円程度。
でも実際は、その何倍も儲かっている著者が多いのはなぜでしょうか?
その理由はいくつもあるのですが、マーケティングの面に注目して言えば、
「多段化」
が大きい理由です。
印税自体は少なくとも、それに続くいくつもの収益ポイントがある、ということです。
例えば・・・・
・出版記念セミナーの主催
・呼ばれての講演回数の増加
・HPへのアクセスが増え、そこで販売する教材等の売上UP
などは、著者になると増えやすい収益ポイントです。
セミナーなどは、仮に1万円とすれば、5,000部のうちのたった2%の人が来るだけで、
売上は100万円です。
すでに印税より多いですね。
それ以降も、
・セミナー受講者が、コンサルティングの顧客に
・著者人脈からの受注増
・既存顧客のリピート率増加
なども、しっかり準備をすれば期待できます。
仮に年間契約が40万円として、5,000部の0.1%の人が顧問契約を結んでくれれば、
それで200万円。
これらの「多段化」により、著者は印税が少なくとも、儲かるのですね。
ただ、これらは知識として知ってるだけでは無意味。
実際にしくみをつくって行動しなければ、大きな「機会損失」になってしまいます。
ぜひ行動に移して、収益を挙げて下さいね。