強みに気づくと、出版もビジネスも飛躍する
2013/05/27
こんにちは、樺木宏です。
商業出版の支援をしていると、その人の経歴を聞き、強みを見つけるお手伝いをすることになりす。
多くの人が自分でも気づかない「強み」。
それに気づくと、新人なのに一気に何冊も出版が決まる、という事が起こります。
最近読んだ本で、ビジネスでも全く同じという事がよく分かりました。
自分の強みを見つけるヒントとしておすすめな本なので、シェアしたいと思います。
「次から次と成功する起業相談所」小出宗昭著・亜紀書房
という本です。
著者は、富士市産業支援センターのセンター長。
月120~140件の相談に乗り、10年で750件以上の新規事業の立ち上げに関わり、
都合1万人以上の起業家、事業主と出会い続けてきた方です。
この本の特色としては、「事例」に尽きます。
実際の社名を出し、どんな悩みをもっている人が、どのように飛躍的に成功するかを
リアルに、数多くの事例で知る事ができるが興味深いです。
「うちは時代遅れで・・・」といっていた会社が、ヒット商品を出してブレイクしていく様子を、
舞台裏から見て行くのは、大変有益で参考になりました。
印象的だったのは、
「どんな企業、人にも必ず素晴らしい価値があり、セールスポイントがある。
平凡で価値が見いだせないと思っている人、事業にも必ずそれはある」(P23)
というくだり。
これは商業出版でも、全く同じだと強く思います。
考えて見れば、商業出版も「知識をパッケージ化し、売るビジネス」です。
文字通り商業=ビジネスな訳ですから、共通するのも頷けますね。
特に、士業・コンサル・コーチ・カウンセラーといった、
"知識の対価として費用を頂くビジネス"
をしている方は、出版とビジネスが直結します。
ビジネスの実績が著者としての準備となり、
著者を目指すことで、ビジネスに様々なフィードバックが得られるのですね。
具体的には、
・専門家として1瞬で認知される
・ビジネスの提携が増える
・講演機会の増加、単価向上
・セミナー、メルマガ、情報商材の質・量が向上
・強みが見つかり、ライバルと差別化できる
といった事が起こります。
そしてさらには、ビジネスにそのまま使える、
「強みを見つけ、差別化して抜きんでる思考法」
も身に付くのですね。