出版でビジネスを飛躍させた著者が"必ず"やっていること
2013/05/29
こんにちは、樺木宏です。
私の知り合いの著者で、2,000人の会員組織を運営している人がいます。
2,000人と言えば、相当大きいですよね。
もちろん最初からそんなに大きいはずもなく、
著書がベストセラーになったことで、メルマガの読者が増え、そこから会員が急激に増えていったそうです。
でも、本が売れれば必ず多くの顧客を獲得できるかというと、そんなことはありませんね。
その人も、
「あの時、"これ"がなかったらこの組織はずっと小さいものだっただろう」
といっていました。
それは何かというと、
集客の中心となる「メディア」です。
とにかくそこにアクセスを流せば、お客が増えるという自分のメディアを持っておくことが大切なのです。
それはホームぺージかも知れませんし、メールマガジンかもしれません。
あるいはその組み合わせであることも多いでしょう。
さきの成功者も、会員組織の母体となる法人を立ち上げ、そのホームぺージを作成し、
メルマガ発行の案内をして、ビジネスのあらゆる機会で、そこに誘導した、ということです。
・講演講師として呼ばれていっても、
・交流会で名刺交換をしても、
・出版社から自分の本を出しても、
・ノウハウをブログを書いても、
とにかくそこに誘導しさえすれば、見込み客が増えていくからです。
そんな状態を作った上でベストセラーになったからこそ、
読者という雨がふってきたとき、大きな会員組織というプールを作ることが出来たのですね。
しくみとして何が最適かは、時代によってことなります。
3年前であれば、アメブロが集客に効果的、とされていました。
1年前であれば、Facebookページのノウハウが注目されていました。
最近見直されているのは、HPですね。
アメブロも商用利用が禁止になったし、Facebookページもカスタマイズがほとんど出来なくなったためです。
でも大事なのは、本を出す前に自分のメディアがあったから、これだけ顧客が増えた、ということ。
これが逆で、本を出し、売れてきたから受け皿を用意しよう、という順番だったら成功していないのですね。
出版が決まるといろいろと忙しくなるので、ついついこうした自分メディア構築が、後回しになりがち。
後手に回ることのデメリットを知り、先手を打ちたいですね。