ビジネスに商業出版を活かすために、ぜひ知っておきたい企画の考えかた
2015/09/09
こんにちは、商業出版コンサルタントの樺木宏です。
さて、せっかく商業出版で本を出すのですから、
ただ印税をもらうだけでなく、集客力を上げるなど、ビジネスへのメリットを得たいですよね。
しかし残念ながら世の中には、
「本を出したけど、ビジネスにあまり好影響が無かった」
とか、
「ビジネスに好影響がでるまでに時間がかかった」
という人も、結構多いようです。
そうならない為にまず、知っておいて欲しいことがあります。
それは、本とあなたのビジネスは、"読者の悩み"で繋がっている、という事です。
具体的には、自分の悩み事について解決したい、と思って本を買い、
読んで良い本だったと思えば、さらに悩みを解決しようとセミナーに行き、
そのセミナーが良ければ、顧問契約などのさらに先のサービスに申し込む、という流れで
繋がっています。
だから、出版でビジネスに好影響がある人は、この"読者の悩みの導線"が上手く繋がっているし、
残念ながらそうでない人は、ここが繋がっていないのですね。
では、そうした導線を上手く作るためにはどうするか?という事ですが、
本の内容をビジネスから「逆算」で考えましょう。
まずあなたの最も高額で、受注できたら嬉しいサービスを起点にします。
そしてそのためにセミナー集客し、そのセミナー集客のために企画のテーマが決める、
という風に、逆算で考えるのです。
それがうまく行くと、書店に並んだあなたの本は、"ビジネスの案内書兼申込書"になります。
逆に導線が切れていると、せっかく読者が本を読んでも、その悩みをもっと解消してくれる
サービスが無い、という事になってしまうので、申し込んでくれません。
商業出版でビジネスメリットを得る為に、逆算で企画を考えましょう。
読者をあなたの見込み客にする為の、ご参考になれば幸いです。