企画は逆算で考えれば上手くいく
2016/09/28
こんにちは、樺木宏です。
さて、本を出したいという人は大勢いるのですが、その先までイメージできている人はわずかです。
ここは実は決定的に大事なところで、その先を考えていないと、
「本を出したが、あまりビジネスに好影響がなかった」
「ブランディグとしての効果が微妙」
ということが起こります。
なぜこうなってしまうかというと、「順番」を間違えているのですね。
先を考えていない人は、まず書きたいことを優先で本を出そうとします。
世の中のトレンドや読者の悩みをふまえていないので、企画がなかなか通らないし、
そこを通そうと後付けで工夫するので、出版社の意向などで方向性が変わってしまうのです。
こうなると、本がでても望んだ人に届かず、著者としてのポジションもあやふやになり、
ビジネスへの好影響も限定的になりがちです。
対して、本を出すのがうまい人がどうやっているかというと、
最初から「逆算」しています。
最終的な取りたいポジション、誘導したいビジネスのサービスがまずありきです。
そこに関心をあつめるためにセミナー等を行い、
そのセミナーに来てもらうために本を出す、という軸が明確。
だから企画を工夫する上でも、ここは譲れないというところが見えているので、
望んだ人に届きますし、ポジションもブレません。
だから出版社からオファーが来ても、その軸に合わなければ、断る勇気をもてるのです。
これは積み重なりますので、本を出し続けるほど、その差は大きく開いてくるでしょう。
いかがでしょうか?
なりゆきに流されずに、確固たるポジションを築くための、
ご参考になればと思います。