がんばらない出版術 - その(2)
2017/02/22
こんにちは、樺木宏です。
今回の記事は、前回に続いて、
"商業出版を楽しむための工夫"についてです。
なぜ楽しむことが必要かと言えば、がんばるとうまくいかないから。
ストレスを感じながら無理やり意志の力で行動するのでは、創造性が高まりません。
モチベーションも長く続きませんので、ちょっとしたことでチャレンジを諦めてしまいます。
そうならない為にも、楽しみながら、つまり「快楽のホルモン」ドーパミンを出しながら、
出版に取り組みたいのです。
では、具体的にはどうやるか?ということですが、
楽しもうにも、ストレスでいっぱいの状態では楽しめません。
ですのでまずは「ストレスを極力感じない状態をつくること」が大切です。
そのためには「習慣の力」を借りること。
歯を磨いたり、靴のヒモを結ぶのに、毎日一生懸命頑張っている人はいませんね。
人は、21日間続ければ、脳に回路ができて習慣になると言われています。
そうなれば、頑張ろうとしなくでも、自然に行動ができます。
これを利用すると例えば、
・企画を考えるのであれば、30秒だけで良いので、毎日考える
・執筆であれば、1行で良いので、必ず毎日書く
ということになります。
なお、毎日同じ時間にやるようにすると、さらに効果的です。
そして、大切なのは「やり過ぎないこと」。
はじめて見たら乗ってきたので、疲労困憊になるまでやった、ということに無いようにしましょう。
「あともう少しやってもいいけど、そろそろやめとくか」
くらいで、余力を残してやめましょう。
それが次の意欲に繋がります。
「たったそれだけで結果がでるの!?」
と思うかもしれませんが、いきなり結果を求めるから上手く行かないのです。
まずは「ストレスを感じない習慣づくり」に専念すること。
あまり多くを自分に要求しないこと。
それが大切なポイントです。
たかが30秒、たかが1行。
でもそれが、あなたの著者人生を劇的に左右するほどの違いになるでしょう。