ブランド力を高めたい人のための、本を出し続ける出版術、
具体的方法その3:提案の行動に移す
2016/08/31
こんにちは、樺木 宏です。
さて、シリーズでお伝えしている商業出版の企画ノウハウ、具体的方法編の3回目になります。
今回が最終回です。
最後にお伝えしたいことは、「提案の行動に移す」ということです。
行動の力は、あなどってはいけません。
極端な話ノウハウが全然なくても、行動さえし続けていれば、出版は近づいてきます。
逆に、ノウハウをいくら勉強しても行動しなければ、いつまでたっても本はだせません。
このように大切な「行動」ですが、難しいのも事実。
なぜなら提案すると、ダメ出しされたり、断られてしまう可能性があるからです。
それは大きなストレスですね。
労力をかけて作成した企画が「ゼロ」になってしまうので、徒労感も募るでしょう。
一生懸命考えた企画を否定されると、それが大切なものだけに、
まるで自分の人格を否定されたかのように感じてしまうこともあるでしょう。
そのような苦痛を感じるくらいなら、とりあえず行動を先延ばしに・・・と考えるのも無理はありません。
しかしそれでも、やはり行動するしかないのです。
提案を続けていれば、だんだん勘所が分かってきます。
もう断れたくないという思いが、学びのモチベーションを促します。
出版社の門をくぐることや、編集者との打ち合せにも慣れてくるでしょう。
このように、行動しさえすれば次の景色が見えてくるものなのです。
ただ、やはりやみくもにやるのはいけません。
できるだけダメージが少ないように、・最小限度の労力で、次につながるように行動しましょう。
それが実は、今回お伝えしてきた出版ノウハウです。
・短距離走ではなくマラソンなので、力まない
・コンセプトだけを、3つの視点でチェック
・"厳選してから"企画書にする
・労力を注ぎ込んでも、「損切り」する
過去お伝えしてきたこうした事項は、いずれも行動に移しやすく、
かつ行動し続けやすくするためのものでした。
こうしたノウハウを、心構え→考え方→具体的方法、と順を追っていけば、
かならず行動することが出来ます。
そして行動すれば、いずれ必ず結果につながるのですね。
これらの知識があなたブランド力を高め、本を出し続ける一助となれば幸いです。