著者としての"武器"は意外なところにある
2023/03/30
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
さて、いきなりですが質問です。
あなたの著者としての武器は何でしょうか?
そう聞くと多くの人が、自分の経歴や実績、得意分野などを思い浮かべるようです。
しかし商業出版では、その発想ではちょっともったいない。
なぜなら、それは読者から見れば、
「自分にどう関係があるのか?」
がよく分からないからです。
なんとなく凄いとは思うものの、その分、
「上からお説教されたらイヤだな=敬遠される」
か、
「書店にいけば凄い人の本ばかりだから、違いがよく分からない=選ばれない」
となってしまいがちです。
というか、十中八九、そうなります。
本を出していてもおかしくない実績の持ち主なのに、なかなか本を出せない人は、
ほぼこのパターンです。
ではどうするか?
ということですが、
「読者の悩みに、具体的に寄り添う」
ことで、好循環が回りはじめます。
たとえば、
「自分の○○という強みは、読者の□□という悩みをラクに解消できる」
という風に、「○○」「□□」のところを具体化しましょう。
それが読者に刺さったとき、
「この人の本を読んでみたい!」
となります。
出版社での企画の採用確度もアップし、
本として書店に並んでも売れる本になり、
自動的に著者の歯車が回りはじめます。
それがあなたの武器でなくて、何でしょうか。
ぜひ、ポテンシャルフルに発揮して欲しいと思います。