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新年の抱負の落とし穴!?

2026/01/08

こんにちは、

保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。


新年といえば、目標や抱負を考える人も多いのではないでしょうか。

「今年は本を出せるようになろう」

「そのためにもっと頑張って実績をつくろう」

といったイメージですね。


もちろんそうした抱負は素晴らしいのですが、

こと商業出版に関して言うと、気をつけたい落とし穴があります。

それは、

「読者や出版業界が求めていることとは、違う努力をしてしまう」

という落とし穴です。


そもそも著者というのは、何も「凄い人」である必要は全くありません。

なぜかと言えば、買うかどうかを決めるのはあくまで読者だから。

読者からすれば大切なのは、

「自分にとってメリットが大きいのはどちらか?」

「自分にとってどっちの本が分かりやすいか?」

といったことが最も大切で、いってしまえばそれ以外のことは二の次です。


なので読者が著者プロフィールを見比べて、

「こっちの人の方が実績が凄いからこの本を買おう」

ということは、あまり起こりません。

だから出版社もそこまでプロフィールを最優先には考えません。


こうした事情があるにも関わらず、

「もっと実績を積まなければ」とか、

「まだまだ本を出せるほどではない」

と考えてしまうと、

読者や出版業界が求めていることとは、違う方向の努力をすることになってしまいます。

今すぐにでも本が出せるのに、その機を逃してしまったり、

時間と労力をロスしてしまうなどなど。

新年早々立てた目標がちょっとズレていて、今年の努力が無駄になってしまうのではもったいないですね。


このことを知らないと、将来的にも悪影響があります。

いざ自分が「本を出すのにふさわしい」と思えるようになったとき、

読者のための工夫を怠りがちになるのです。

たとえば、

「こんなに凄い人が教えるんだから、読み手の方がついてきて当然」

といったスタンスになってしまうのですね。

工夫が弱いので企画が通りませんし、仮に通っても売れない本になりがちです。

こうした本は自費出版では非常に多く見かけます。

せっかく頑張って実績を積んだのに、逆に出版から遠のいてしまうのでは、

元も子もないですね。


いかがでしょうか。

著者というのは、「凄い人」である必要はありません。

それよりも、読者にいかに寄り添うか。

そこに焦点を当ててから努力することのほうがずっと大切。

今年得られる成果も、全く違ったものになってくることでしょう。


著者としての新年の抱負の、ご参考になれば幸いです。

 

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