出版企画は"類書と差別化"すれば上手くいく
2016/02/10
こんにちは、樺木宏です。
さて、出版社に企画が通るかどうかの最大のポイントは、
「類書との差別化できているかどうか」
だといっても過言ではないでしょう。
具体的には、
"今までの本とは違い、読者に新しいメリットを提供する本です"
ということですね。
なぜこれがそこまで大事かと言うと、世の中には、似たような本が溢れているからです。
いかにあなたのノウハウが確かなもので、それを求めている人が大勢いるとしても、
先に同じような本が沢山出ていたのでは、売れないですよね。
でも差別化は、難しいです。
売れている本は変わっていきますし、あなたの強みが何かで、
効果的なやり方が変わってしまうからです。
そこで必要なのは、まずはライバルを知ること。
あなたが書きたいテーマでは、過去どのような本が売れていて、今はどのような本が売れているのか。
おおまかな流れを掴みたいところです。
これらはamazonを調べれば大体つかむことができますし、
書店に通っていれば自然と分かる部分もあります。
また、ライバル達が何を書いているのか、その内容もチェックしたいところです。
そこにまだ書かれていないこと、あるいは書いてあるけどあなたの主張と違う、
ということであれば、そこが差別化ポイントになる可能性があるからです。
これらのように、「まずは敵を知ること」がとても大切ですね。
逆に言えば、自分の主張をそのまま書くだけでは、差別化にならないことの方が多い、
と知っておくだけでも、企画がどんどん良くなることと思います。
その感覚を自分の企画にも活かし、ぜひ"類書との差別化"をしてみて下さい。