あたりまえだけどなかなか出来ない"差別化"のコツ
2017/07/06
こんにちは、樺木宏です。
さて、商業出版で著者になるためには、
1)過去に多く出版されているテーマの中から
2)あなたの実績を活かしつつ
3)似たような本と"差別化"する
の3つをクリアすればOKです。
実際私は、これらの条件を満たした企画なら、100%通してきました。
ただ頭では分かっていても、実際やるとなるとなかなか大変。
特に、3)の「似たような本と"差別化"する」は、
多くの人が知っているものの、なかなか苦労すると思います。
例えば、「類書を研究する」というのはその代表例。
似たような本と差別化するためには、その「似たような本」がどういうものなのか、
当然知っておく必要があります。
でもこれが結構難しい。
売れている本というのは、多くの場合が「素人」向けのもの。
でもあなたはその道の「プロ」ですから、正直そうした内容の本は「もう知っている」ので、
退屈してしまうでしょう。
また、売れている本を読むといっても、今のランキングだけでなく、
ある程度過去にさかのぼって傾向を知っておきたいものです。
そうなると、すでに知っている上に「旬を過ぎた」本を読むのは苦痛ですから、
敬遠してしまいがちなのですね。
このように、頭では分かっていても、実際はなかなか出来ないことがありますね。
こうした地道な部分を、どうやってクリアーするかが、
あなたの著者デビューを早くもすれば、遅くもするでしょう。
地道に出きる人はぜひがんばって欲しいですし、
「時間がないな」「時間短縮したいな」という人は、ご遠慮なく相談下さい。
あなたのブランド力を差別化する、ご参考になれば幸いです。