長く本を出し続けるためには、企画力自体が必要です
2013/12/05
こんにちは、樺木宏です。
さて、著者デビューの支援をしていますと、
出版企画のほとんどをこちらで考える、というケースも多くあります。
しかしそういう場合でも、私は企画の考案方法、売れる切り口の作り方などを、
必ずプロセスからお伝えするようにしています。
なぜかと言うと、
「長く活躍してほしい」
からです。
プロセスではなく結果だけを得る、というのは確かに早いしラクなのですが、
それを失うのも早いのですね。
自分の強みは、自分で考えるプロセスそのものに価値があるのです。
例えば、出版では1冊出していきなりベストセラー、その後は待っていても出版社から
オファーが続々来る、という人はごく一部。
著者となっても、引き続きいくつも企画を考案し、トライ&エラーを繰り返し、
良い企画を考え続ける必要があるのです。
また仮に、1冊目の本が売れて出版社から続々オファーが来るようになっても、
長く出版し続ける為には、受ける企画を選ばなければいけません。
その時企画力が無いと、善し悪しが分からず、なんでも受けてしまいがち。
このようなことの無いように、やはり自分自身で企画力を身に付ける必要があるのですね。
もし、誰かのおかげで「結果」だけを得て、それを自分で再現することが
出来なければ、その人に依存し続けなければいけなくなってしまいます。
これは望ましくないですね。
今日のまとめです。
自分で考え、新しいコンテンツを自力で生み出す力をつけましょう。
その為にも、例え誰かの助力を得るにせよ、プロセスを重視し、ノウハウを身に付ける
姿勢が大切です。