企画にダメ出しされて"イラッ"ときたら
2014/03/13
こんにちは、樺木宏です。
私の重要な仕事の1つに、
「送っていただいた企画にアドバイスをする」
というものがあります。
というとキレイに聞こえますが、多分に「ダメ出し」の要素が含まれています(汗)
以前何冊も出版に成功した人から、
「最初の企画でダメ出しされたときには、くやしかったですよ~(笑)」
と笑顔交じりに言われましたが、それはそのアドバイスが実って出版に成功したから
楽しい思いでになっているので、もらった当初は「ただ悔しいだけ」だったでしょう。
とはいうものの、出版企画はやっぱり、この悔しさを乗り越えないといけません。
編集者に聞くと、いきなり持ち込まれる企画の採用確率は1000分の1くらい、といいます。
私のところでブラッシュアップした場合は、その200倍以上の成功率になります。
これはなぜかと言うと、事前に企画が通らない理由を見つけ、改善しているいるからなのですね。
つまり、改善とダメ出しは同じものの裏と表。
だから悔しい思いをせずに企画を提出すると、本番でダメ出しされて終了、採用確率は1000分の1くらい、となってしまうのです。
とくに編集者はとても多忙なので、企画のここを直せば行ける、などといった
アドバイスはまずもらえませんから、ダメ出しはとても貴重なのです。
そう考えると、
著者デビュー出来る人というのは、自分の感情を乗り越えた人、ともいえるのですね。
企画にダメ出しされて"イラッ"ときたら、ぜひこの記事を思い出して見て下さい(笑)