ポジティブな"モヤモヤ感"から逃げない
2014/05/23
こんにちは、樺木宏です。
出版企画を考えているとき、一種独特な
"モヤモヤ感"
はないでしょうか?
多くの人が経験している事と思います。
それはあまり快くない感情なので、一刻も早く逃れようと、
"最初に思いついた企画を、そのまま作り込んでしまう"
事もよくあるでしょう。
しかし結論から言えば、"最初の思いつき"は、よくよく吟味したほうがよいです。
なぜかと言うと、自分の書きたいことに注意が向きすぎていて、
読者の悩みやその人数について、ほとんど考えられていないことが多いから。
それでは、自分の中では「これだ!」と思えても、客観的にみれば「売れない」企画となってしまいます。
モヤモヤの苦痛から逃れたいあまり、最初の角度の調整に、十分な時間をとらない人が多過ぎます。
例えばロケットも最初の角度がわずかでもズレれば、着地点は大幅なズレになりますね。
これと同じです。
素晴らしいコンセプトは"モヤモヤ"というストレス状態がセットなのです。
今あるものだけで考えてしまうのはラクですが、
その後企画書作成に費やした労力はムダになってしまう。
そうなる前に試行錯誤して、十分に「売れる」ことを確認してから、
企画書を作り込みたいですね。