何を書くかより"何を書かないか"の方が大切
2014/11/05
こんにちは、樺木宏です。
さて、商業出版を考える人の多くが陥りがちなのが、
「どれだけ沢山情報を詰め込もうか」ということ。
あれもこれも書きたくなってしまうのですね。
しかしこれは、ありがちな落とし穴です。
広く浅くになってしまい、肝心のところは掘り下げが甘くなるからです。
こうなると、少なくとも「書籍」には向きません。
スピードではWebに、広さでは雑誌に、軍配があがるもの。
書籍は、その深さと、体系化に価値があるものなのです。
そうなると、著者として価値あるコンテンツを生み出し続けて行くためには、
「いかに書かないか」が重要なスキルになってきます。
植木でも、良い枝をさらに伸ばすために、多すぎる枝をカットしていきますね。
それと同じです。
あるいは別の言い方をすれば、木で彫刻する事と似ています。
勿体ないからといって削らなければ、出来上がるものは、残念なものになってしまうでしょう。
いかに書かないか。
書きたいのをグッとこらえて、削るか。
そこが、商業出版の著者としての力量です。
ぜひこの点に気をつけて、アウトプットして行きましょう。
あなたのコンテンツの価値が、ぐっと高まります。