ありとあらゆるベストセラーの影に、チャンスあり
2016/04/20
こんにちは、樺木宏です。
さて、売れる企画を考えるのは難しいものですね。
1冊、2冊ならまだしも、ずっと本を出し続けていくとなると、なおさらです。
そこで今回は、ちょっとしたヒントをお伝えします。
それは、「ありとあらゆるベストセラーの影に、チャンスがある」ということです。
売れ続けている本、例えばダイエット本や、ポジティブ思考の本がありますね。
その影に、
「ポジティブ思考難民」
「ダイエット難民」
ともいうべき人たちが、大勢いるのです。
「みんなが読んでいるということで自分も読んだが、効果が全然でなかった」
という人たちですね。
そういう人が増えてしまう理由としては、
本がタイトルだけ良くて中身が無い、ということも考えられますが、
(残念ながらそういったベストセラーも散見されます)
合う合わない、の問題が大きいからです。
多くの場合、本の内容は著者の成功体験によるものです。
だから環境や時期、性格などにより、同じ方法を試しても上手くいかないことがあるのは、
ある程度しかたの無いことでもあるのですね。
だから、ベストセラーを読み、
・そこに書かれていない大切なこと
・その内容とは真逆の主張
・より結果を出す為の工夫
などを盛り込めば、そうした「難民読者」の悩みを、解消することができます。
その本が売れていればいるほど、光が強ければ影も濃いもの。
これは、まさにチャンスなのですね。
とはいえ、そのような類書も時間が立てばかならず多く出版されますから、
「スピード勝負」になるかも知れません。
なので、常にアンテナを立てておくか、情報交換をすることで、
いち早くチャンスをつかみに行きたいですね。
ご参考になれば幸いです。