ライバルの本をあえて読もう
2016/05/11
こんにちは、樺木 宏です。
多くの著者さんや、著者候補の方とお話をするのですが、
意外と読んでいないのが「ライバルの本」。
理由はよくわかります。
多くの一般書は素人向けに書いてあるので、わざわざプロであるあなたが読む必要がない、
ということもあるでしょう。
また、単にライバルの本にお金を払うのがイヤ、という面もあるかも知れません。
でも、実はそうした本こそ、常に、大量に、読んでおくべきなのです。
なぜなら、あなたの著者としての立ち位置が分かるからです。
そうすれば、次の企画は差別化しやすくなり、企画が通りやすくなります。
例えば、売れている本に書かれていないこと、それを書く。
「この本にはこう書いてあるが、別のこういうことに悩んでいる人もいるのでは?」という視点ですね。
相続の本で言えば、残す側への本がばかりで、残される側への本が無かった時期がありました。
そこで、あとからそうした「書かれていないこと」を書いた本は、売れる本になりました。
表もあれば裏もある、ということですね。
いかがでしょうか?
ライバルの本をあえて読み、立ち位置を考えれば、本を出し続けることが容易になり、ブランド力と集客力が共に高まります。
ご参考になれば幸いです。