いざという時の出版チャンスを、スムーズに掴める方法とは?
2013/06/05
こんにちは、樺木宏です。
著者には2種類の人がいるのを、ご存知でしょうか?
それは、出版のチャンスが来たときに、
・スムーズにチャンスを掴む人と、
・悪戦苦闘して七転八倒する人
の2種類です。
もちろん、あなたも前者の方が良いですよね。
なぜこのような違いが生まれるのか?
能力やスキルの違いでしょうか?
実は、これは「準備」の違いだけなのです。
なぜなら、出版は早い者勝ちだから。
1冊ベストセラーが出たら、すぐ5冊くらいの類書は出てきます。
それを見てから企画書をつくり、通し、書き、印刷して・・・・半年後ですね。
その頃には、ブームが終息していなければ、類書は20冊を越えているかも知れません(笑)
これでは遅いですし、アイデアをひねり出すのに苦労もします。
それに対して、もともと「ネタ」を用意しておけば、早い上にラクです。
ここに能力はあまり関係ありません。
例えば最近で言えば、相続税の増税。
課税される境目が下がる5,000万円→3,000万円になると予想されています。
その結果、対象者が5%→20%に増える、といわれています。
これはまさに読者ニーズの波が、高まる瞬間ですね。
この分野のプロであれば、かなり早い段階から情報が入っているでしょうから、
前もって準備しておけば、出版の追い風を利用できるでしょう。
あるいは、中小企業金融滑化法が今年の3冊で終了する、ということも予め分かっているわけですから、
早い段階で「ネタ」を考案し、提案しておけばよいのですね。
こうした準備が複数案あれば、いろいろな時代の変化が、そのままあなたのチャンスにつながります。
だから、準備が大切なのですね。
今すぐ、でなくとも、虎視眈々と日頃からネタを準備し、ストックしておきましょう。
そのことが、いざというときに、出版チャンスを掴むことにつながります。