最初が大切、出版テーマの決め方
2015/06/17
こんにちは、樺木宏です。
さて、今日の記事は出版テーマの決め方、について。
新しい企画を考える時、迷いますよね。
「書きたい事はあるが、それで良いのか?」
「もっといいテーマがあるのでは?」
「出版社にダメ出しされたらイヤだな」
等々です。
そして本やWebを見ても、一般論はあるものの、
あなたが実際にこのテーマで書くべき、という情報は少ないです。
でも、セオリーはありますので、そこを今回はお伝えします。
まず検討すべきは、あなたのビジネスそのものをテーマにすることです。
なぜなら、あなたのビジネスが成り立っていると言う事は、世の中にニーズがあるということですし、
あなたはその道のプロですから、実績もノウハウもある、という事でもあるからです。
つまり、一定の読者のニーズが見込めて、著者としての資格もある、という事になります。
ただここでチェックしなければ行けないポイントがあります。
アマゾンで、そのテーマのキーワードを入れて検索してみましょう。
もしここで多くの似たような本が出てこなければ、その本はニーズがあまりない、
という可能性が高いです。
そうなった場合は、もう少し読者が増えるように、テーマを広げていく必要があるでしょう。
逆に、似たような本が世の中に多く出ている場合。
その場合には、後から出すには何か新しい読者へのメリットが必要になってきます。
そこで差別化が必要になってくるのです。
直球ではなく変化球にしたり、極論を言い切ってみたり、
顧客全体ではなく1部の人に限定してみたり、という事で、差別化を図ります。
ここは、あなたの「独自の感性、主張」が生きる所。
ここから先は、なかなか一般論で言い切れない所ですね。
でもそれさえ見つかれば、企画の採用はすぐそこですから、
取り組みがいがあるところですね。
ご参考になれば幸いです。