出版企画書も"話し方"が9割!?
2020/10/29
こんにちは、保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
今回の記事のタイトル。
今年の某ベストセラーからもじってみました ^_^
ちなみにその本、タイトルは「話し方」となっていますが、
実は第1章はまるまる「聞き方」になっていたりします。
要はコミュニケーションなので、
「自分の言いたいことばかりをいってもダメで、
まずは相手の欲求を知り、それを満たしてあげればうまくいく」
ということですね。
これは話し方と聞き方だけにとどまらず、
人と人とのコミュニケーション全般に当てはまる、と言えるでしょう。
もちろん、出版企画書も例外ではありません。
なぜなら、本の向こうには、必ず読者がいるからです。
たまに読者の存在が感じられない本がありますが、そうした本は例外なく売れない本。
逆に、読者がありありとリアルに、その心情まで想像できるような本は、
一見たいしたことがなさそうで、すごいベストセラーになっていたりします。
本も、まずは相手の欲求を知り、それを満たしてあげればうまくいく、
ということなのですね。
編集者は、出版企画書でそのあたりを見てきますから、
「著者が書きたいことばかりを並べるのではなく、
まずは読者が読みたいことを知り、それを書いてあげればうまくいく」
と言い換えると、著者にピッタリ当てはまるでしょう。
本も出版企画書も、まずは読者の読みたいことをしっかり把握することから。
売れる本、通る出版企画への第一歩は、間違いなくそこから始まります。
ご参考になれば幸いです。