ブランディング効果を上げる、読者層の広げかた
2015/11/18
こんにちは、樺木宏です。
さて、私はメールのアドバイスで、
「読者層を広げ、読者数を増やす」
ことを提案することが多いです。
というのは、読者数が少いと手を挙げる出版社も限られてしまい、採用確度が低いことが1つ。
もう1つは、例え企画が通っても、部数が少ない為ブランディング効果が低いためです。
そうなると集客効果や、講演依頼なども期待できず、次の出版の声がかかる可能性も低くなってしまいます。
ですので、もっと読者層を広げ、読者数を増やすことを、アドバイスする事が多いのですね。
例えば、ゴルフに関するノウハウや事例を元に、本を書きたいとしましょう。
それを、ゴルファーに向けてそのまま本にするのでは、読者が少ないので難しいでしょう。
でも下記のような本にすれば、どうでしょうか。
○「なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? 」
-読むだけで、仕事と人生の業績がUPするショートストーリー-
http://goo.gl/4pgJvJ
ゴルファーだけに向けた本ではなく、一般のビジネスパーソンが興味を持って読めるよう、
工夫していますので、読者数が大幅に広がり、出版可能性も大きく上がっていますね。
実際、この本は過去ベストセラーにもなったそうです。
○「コンセプトのつくりかた」
- コンセプトが見つかれば、やるべき事の99%が決まる -
http://goo.gl/hlFKWL
この本は、任天堂でゲーム機開発に携わった著者が、業界外の一般の素人の読者に向けて書いた本です。
ゲーム業界のプロ向けに書いているのではなく、あえて「素人」に向けて書いていることが、
参考になりますね。
その事で、読者層を広げ、読者数を増やす事に成功しています。
いかがでしょうか?
同じノウハウや事例でも、
「読者層を広げ、読者数を増やす」
ことで、出版の採用確度を大きく上げ、あなたのブランディグ効果を高めることができますので、
この考え方を、ぜひ活用してみて下さい。