絞り込むと、増えるのが読者
2013/06/03
こんにちは、樺木宏です。
さて、ご存知のように、著者はビジネス的に成功している人が多いです。
それはなぜか?と考えた事がありますか?
この記事を読んでいるあなたなら、
・本が売れたから
・著者になってブランディングされたから
・もともと成功していたから本が出せた
などなど、いろいろな理由をご存知かと思います。
でも、おそらく見逃しているのが、
「ターゲットを絞り込んだから」です。
出版企画を考えるときは、想定する読者以外のお客は切り捨てる事になります。
それが、ビジネス上も良いのです。
なぜかと言うと、
自分の得意分野にリソースが集中するから。
その結果、
・サービスのクオリティが上がる
・自己投資も集中でき、成長が早まる
・強みが明確になるので、選ばれる理由が増える
・業務が拡散せず、外注管理や進行といった非生産的な時間が減る
・単価が向上する
などなど、好影響が得られます。
このあたりの事が分かっていないと、折角出版でうまく読者を絞り込んだのに、
ビジネスでまた強みを拡散させてしまう事になります。
これは勿体ないですね。
出版企画を初めて考案する方にアドバイスをすると、
「そんなに絞り込まなければいけないのか?」
いうリアクションがあります。
それはまるで損を恐れるかのようなのですが、
実際はとても得をしているのですね。
知っているだけで、うまく行く知識というのはあるのです。
ぜひ出版企画を考え、ビジネスでも成功して下さい。