知っていそうで知らない、読者ターゲットの落とし穴
2013/06/12
こんにちは、樺木宏です。
読者ターゲット、大切ですね。
もっと言えば、ある意味、何を書くかより大切です。
意外に思われるでしょうか?
でもこう考えてみて下さい。
・意義ある内容だが、読者が少ない本
・意義はそこそこだが、読者が多い本
間違いなく後者の方が売れますね。
という事は、出版企画が通りやすいということで、著者デビューに近づく、という事なのです。
もちろん、著者としては世の中に提供する「価値」と理念がとても大切なので、
ただ売れればよい、などという事はブランディング上もありえません。
しかし実際に初めて出版企画を考えるときは「売れる」という事を軽視していまいがち。
これくら強調して考えたほうが、実際には役立ちます。
では、どうやって読者ターゲットを決めるか、という事ですが、
これがなかなか難しい。
すでにビジネスを上手く回している人でも、自分の本当の読者に気づかないこともあるくらいです。
ではどうするか?ということですが、
「だれに書きたくないか」
「本が売れた時に、どういう人に来て欲しくないか」
を先に決め、消去法で決めていく、という方法もありです。
というのも、ここを間違えると、出版は失敗になってしまうから。
多才で実績ある人ほど、この落とし穴には落ちやすいので、消去法はとても有効です。
いかがでしょうか?
読者ターゲットについての考察、ご参考になれば幸いです。