そもそも、なぜ商業出版を目指すのか?
2016/11/16
こんにちは、樺木宏です。
さて、商業出版のノウハウをお伝えしていますが、そもそも、
なぜ商業出版を目指すのでしょうか?
「なんかすごいと思ってもらえそうだから」
「印税がもらえるから」
「集客力が高まるから」
いろいろな理由があると思います。
それぞれ一利あるのですが、私が考える最大のメリットは、
「ポジショニングが定まる」の1点です。
ポジショニングとは、あなたのビジネス上の立ち位置のこと。
これが定まるとなぜ良いかといえば、
ライバル達と比較したときに「あなたが選ばれる理由」が明確だからです。
例えば弁護士といえど、ただの弁護士というだけでは、選ばれにくいもの。
生活保護を受ける弁護士もいる時代です。
そんな時に、お客から、メディアから、「選ばれる理由」が必要です。
こんなときに、下記のような本を出している弁護士がいたら、どうでしょうか?
https://goo.gl/QxEBxQ
メディアから見たら「難しいことを分かりやすく書き、話してくれそうだ」となるでしょう。
実際、この著者さんはTVにも数十回出演していますし、ラジオ、雑誌の寄稿などのオファーも多く来ています。
もちろん、定期的に出版社から執筆のオファーも来るので、本も10冊くらい出しています。
このように、本を出すメリットは、ポジショニングが明確になることで、
「あなたに仕事をお願いする理由」が際立って明確になることが大きいのですね。
もしこのことを意識せず、単に本を出すこと自体を目的にしてしまうと、
たとえ本が出せても、残念ながら思ったようなビジネスへの好影響は少ないでしょう。
そうならない為にも、安易に本の売れ筋に乗っかったり、自分の強みをふまえない企画を
考案するのは避けたいですね。
ただ本を出すのではなく、あなたのポジショニングを明確にした本を出し、
ビジネスやブランディグに最大の効果を得て欲しいと思います。