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思わず本を書きたくなる、モチベーションアップの方法とは?

2019/04/25

こんにちは、保護ねこ9匹と暮らす出版コンサルタントの、樺木宏です。


さて、出版ノウハウの実用的な内容ばかりを発信しているこのメールマガジン。

読んでくれているあなたは、

「本を書きたい!」

という気持ちが、とても強い人でしょう。


でも、そんな前向きな人たちでも、波があるのが「やる気」というものですね。

本をこれから出そうという人も、すでに何冊も出している人でも、

やる気が無くなってしまう、ということは避けられません。


そんなとき、どうするか?

言い換えれば、著者としての集客やブランディングのメリットを得続けるために、

どうやってモチベーションを維持すればよいのか?

これは、ブランディングを考えるビジネスパーソンとって、大きなテーマですね。

結論から言えば、

「"違和感" を見つけ、葛藤を感じること」

が、その解決策になります。


違和感とは、

「世の中間違っている!」でもいいし、

「こんなに困っている人を助けたい!」でもいいし、

「もっといいやり方があるのに、もったいない」でもOK。

とにかく、現状に対してあなたが "違和感" を感じ、

そして葛藤をも感じることが、やる気の起点になるのです。


なぜかというと、人はこうした違和感や葛藤を、必ず解消しようという心の働きがあるからです。

そのエネルギーは、目をそらせば、ただのストレスでしかありません。

しかし、見つけて大事に育てていえば、

「創造力の源」

にもなり得るのですね。


歴史を振り返っても、そうした例には枚挙に暇がありません。

絵画の巨匠達も皆そうでしたし、

大きな事業を一代で立ち上げたビジネスパーソン達も、

こうした葛藤に突き動かされている人達が多いのは、皆さんご存知の通りですね。


こうしたエネルギーについては、

マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が、

「創造的緊張」という言葉で、現実との違和感を感じる大切さを提唱しています。


だからあなたも、やる気が落ちてしまったとき、

自分を責めても、まったく意味がありません。

むしろますますやる気が無くなってしまうでしょう。

そうではなく、

「自分は何に違和感を感じて、何に葛藤していたのか?」

と問うこと。

そうやって初心に帰れば、必ずやる気も戻ってくるでしょうし、

決意も新たに、さらに大きなエネルギーを得ることができるでしょう。


そういう意味で、自分のストレスからは目をそらすのではなく、

むしろ真正面から見つめること。

その最も優れたメソッドは初期仏教の瞑想だと思います。

禅でも、マインドフルネスでも、GoogleのSIYでも、元はみな初期仏教の瞑想。

クリエイティブなビジネスパーソンの本を読んでも、

「瞑想」は最近頻繁にでてくるキーワードですから、

半ば常識のようになりつつありますね。

それでも、もしやる気が戻ってこなかったら、その時は、新しい「葛藤」を見つける時期、

ということなのかもしれませんね。

いずれにしても、先に進む指針を得られることには変わりません。


ぜひ「違和感と葛藤」を大事にしていただき、

優れたコンテンツを世に送り出し続けてくださいね。

 

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