著者になれる人に共通するある"イメージ"とは?
2013/06/03
こんにちは、樺木宏です。
さて私の仕事は「本を出したい」という人の目標を支援するものなので、
それを達成する人とそうでない人を、常に見ている事になります。
そんな中思うのは、
「現実に結果がでる前から、その中ではすでに結果が出ている」
ということ。
自分は必ず出版できる、と強く思っている人はその通りになりますし、
自分には無理、と思っていてもその通りになるようです。
多くの事例を見ていると、それを強く感じます。
例えば、最初は残念な企画だったのに、企画がどんどんよくなり、
あっさりと出版を決めてしまう人がいます。
こうした人に共通するのは、自分が出版できる事を信じて疑っていない、という事です。
明るい未来が信じられるので、意欲がわいてくるのでしょう。
だから1のアドバイスをすると、10の改善になって返ってきたりします。
逆に、能力が高く、やる気があるのに、なかなか企画がよくならない人もいます。
中には、10のアドバイスに対して1の改善、という人もいます。
会って話ができる場合は、強みを引き出してこちらで提案する事もできるのですが、
そうでない場合は、なかなか難しいです。
さて、これらは全て本人の中の「イメージ」の話ですね。
うまく行かない、という思いを繰り返していると、その通りになるように現実も動きます。
そして、こうした感情は言葉によって生まれます。
必ずしも声にでるものではありませんが、心の中の独り言で、感情は動いてしまいます。
もし「自分は結果をだせない」と考えていると、徐々に意欲もなくなっていくのです。
こうして多くの人が目標を掲げながら、志半ばにして諦めてしまうのですね。
そう考えますと、結果を決めているのは必ずしも能力や実績ではなく、
「前向きなイメージ」
ということ。
これらは自分でコントロールできる範囲の事ですね。
もし「それが商業出版で最初の1冊を出す事」なのであれば、
そのシーンをイメージし、日頃から自分にそう語りかけることが、成功への近道です。