企画は自分の中から出てくるもの
2022/03/31
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版のコンサルタトというと、どんな仕事をイメージするでしょうか?
「企画を考える?」
「出版社に企画をつなぐ?」
いずれも正解です。
ただ私は、特に前者が重要だと考えています。
というのも、人は自分の強みにはなかなか気づきにくいものだからです。
出版業界から見ればとても魅力的な実績や切り口があるのに、
それに気づかないことがとても多いのですね。
が、しかし。
似ているようでいて全く違うものもありますので、注意が必要です。
それは、
「今これが売れているので、自分でも書こう」
というものです。
こうした企画を考案し、それを出版社に提案することは、
確かに企画考案であり、出版社への提案なのですが、
決定的な部分が抜け落ちています。
それは、
「あなたならでは」
の本になるかどうか、ということです。
自分らしい企画というものは、
市場に売れている本を真似るところからは、あまり出てきません。
むしろそうした情報をシャットアウトして、
自分の内面と向き合って始めて出てくるもの。
仮にテーマが今の売れ筋だったとしても、
それぞれの人によって、誰に何を伝えるかは、
全く異なってくるはずなのです。
こうした要素を大事にしないと、
「どこかで見たような本」
を後から出してしまうことになり、
ブランディングとしても弱いですし、
その他大勢の人の中に埋もれてしまうでしょう。
そうならない為にも、私の支援では、
あなたの経験や考え、そして思考を大切にしています。
売れ筋を調べることも大切ですが、
あなたならではの本を出そうと思ったら、
企画は自分の中から出てくるもの。
ご参考になれば幸いです。