商業出版は、仲間が助けてくれるチーム戦
2022/05/12
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
GWまっただ中、この記事を読んで頂いてありがとうございます!
さて、本を出すとあなたは「著者」と呼ばれることになります。
本の著作権はあなたに帰属しますし、
印税ももらえます。
ただ、こうしたメリットがあるいせいか、
「著者には責任があるのだから、なんでも自分でやらなくてはいけない」
と感じてしまう人が多いのも事実です。
でもそうした感じ方は、実は正しくありません。
確かに著者に責任は伴うのですが、
「あなたをサポートする仲間がいる」からです。
たとえば、編集者。
あなたのアウトプットした内容を細部に至るまでチェックし、
適切な表現で、読み手に分かりやすく伝わるように様々な工夫をしてくれます。
あるいは、私のような出版コンサルタント。
そもそも誰に何を書けば売れる本になるのか?
といったコンセプトの段階からサポートしますし、
あなたの著者としての強みを引きだして、企画に反映します。
また、似たような本が多い中でいかに特色を出していくか、
といった差別化の工夫もします。
他にも、あなたの本が書店のいい場所に並ぶよう、
出版社の販売部の人も頑張ってくれるなど、
多くの人の応援があるのです。
こうしたサポートがあるので、著者は決して「孤独」ではありません。
みんなでそれぞれの責任を全うしつつ、
よりよい本、売れる本を一緒につくっていく。
これが商業出版です。
もちろん、世の中にはいろいろな人がいますから、
右から左にスルーしてしまうような仕事をする人も、
残念ながら存在します。
でも基本的には、
企画考案や執筆が辛いときに頼れますし、
頑張ればそれに応えてよい仕事をしてくれる人が多いのも、
商業出版の世界なのですね。
ぜひ一歩踏み出し、良い仲間を見つけて、いい本をつくっていきましょう!