あえて、"バカバカしい"ほど分かりやすく
2022/06/23
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
自分の伝えたいことを、それなりに熱心に伝えた。
でも、
「反応が薄い」
「むしろ拒否反応」
こんな経験、ありませんか?
残念な気持ちになりますし、
それが仕事がらみであれば、機会損失にもなってしまいますよね。
こんなとき、どうすればいいのでしょうか?
結論からいえば、
「バカバカしいと感じるくらい、丁寧に説明する」
ことです。
この「バカバカしい」というのが、実はポイント。
なぜなら、
人は何かについて詳しくなればなるほど、
それを知らなかったときの気持ちが想像できなくなってしまうからです。
平たく言えば、素人に伝えるにはストレスがかかる、ということです。
これは、
「知の呪縛」
とも言われています。
人は何かについて詳しくなればなるほど、
それを知らなかったときの気持ちが想像できなくなってしまうのですね。
平たく言えば、素人に伝えるにはストレスがかかる。
もっと言えば、分かりやすく伝えることは、バカバカしいと感じてしまうのです。
だから、伝わらないのですね。
すでにそれを知っている側にとって分かりやすいことと、
知識が無い人の分かりやすさは全く違います。
すでに良く知っている人にとっては、要点が抜き出されているだけの方がわかりやすいです。
しかし、予備知識がない側にとっては例え話など、
まずは要点よりも、流れや文脈の方が好まれます。
自分にとって「これくらいならいいだろう」ではなく、
圧倒的に、振り切るくらいに、思いきり丁寧に。
バカバカしいと感じるストレスを乗り越えて、「丁寧」にできるかどうか。
そこで伝わるかどうかが決まる。
そういっても過言ではないでしょう。
そしてもちろん、商業出版で本を出そうとするときも同じです。
このようなポイントを押さえれば、読者の気持ちを「つかめる」可能性がずっと高まります。
あなたの専門知識を、ぜひ"バカバカしい"ほど、
分かりやすく伝えていきましょう。