休むことも、著者の仕事のうち
2022/11/24
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
さて、世の中には、
「こうすればうまくいく」
という情報が多いですね。
かく言う商業出版の本も例外ではなく、
基本的に「うまくいく」方法が中心です。
しかし著者として成果を出し続ける上では、
「休むスキル」
が大切になってきます。
いいかえると、
「やる気を一定以上に下げないスキル」
「燃え尽きない技術」
といってもいいかもしれません。
なぜなら、本を書くのも企画を考えるのも、マラソンだからです
短距離でいくら速くても、走りきれないのでは意味がありません。
例えば執筆であれば、
約8万字から10万字を書くことになります。
期間にして、普通の人で数ヶ月はかかる長さです。
それも1つのテーマについて書き続けるのですから、
だんだん疲れてきますし、正直飽きもくるでしょう。
そんなとき、「休む」スキルがないと、
執筆が辛くなって、質が下がったり、精神状態が悪くなったり。
あるいは他の仕事が手に付かなくなったり、
人間関係に影響してしまう人だっています。
人生のステージを上げるために商業出版で本を出すのですから、
本末転倒にはしたくないものです。
でもそこで「休む」スキルがあれば、大丈夫。
多少疲れても、また気力を充電してから再開すればよいのです。
締め切りが気になるなら、相談すればいいだけの話です。
一番大切なのは、あなたのパフォーマンスなのですから、
そのために必要なコンディション調整もまた、最優先なのですね。
いかがでしょうか。
積極的に休むことも著者の大切なスキルであり、仕事の一部。
ご参考になれば幸いです。