著者という"キャラ"を演じよう
2023/03/23
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
商業出版では、著者が教える立場で、読者が教わる立場。
そう考えると、
「頼もしく、結論から入って、断言する」
という文章の書き方が、著者には適してします。
しかしここで問題になるのが、
「私は本来、そういうキャラではない」
というケース。
著者として求められるものと、本来の自分にギャップがあるので、
「うまく書けない」
「偉そうに思われたらイヤだな」
といった風に、悩んでしまいがちです。
そんなときは、こう考えてみてください。
「自分がどう思われるかより、読者がどうなれるか」だと。
自信なさげに婉曲に語られるよりも、
力強く言いきってもらったほうが、読者は納得しやすいですし、行動しやすいに決まっています。
であれば、自分がどう思われるかはさておき、
読者のために、あえてキャラを演じましょう。
これは著者に限りません。
たとえば文化人や芸能人でも、楽屋とスタジオではキャラが違う人は多いもの。
それは、視聴者に伝える上で効果的だからであり、より喜んでもらえるからでしょう。
要は、自分のことよりも、相手のことを優先する、ということですね。
ぜひ堂々と、著者という"キャラ"を演じていきましょう。