知識が完璧でなくとも本を書こう
2023/06/29
こんにちは。
保護ねこ8匹と暮らす出版コンサルタント、樺木宏です。
本を出すというと、
「すごい知識がある人」
というイメージがありますね。
商業出版で著者デビューするとなれば、なおさらでしょう。
そのためか、
「知識が完璧でないと、本は出せないのでは」
と感じて、出版へのチャレンジに二の足を踏んでしまう人も多いようです。
でも結論からいえば、それはナンセンス。
なぜなら、
「本を書くということは、新しくインプットしながら行なうもの」
だからです。
考えてみれば、元々あった知識かどうかなんで、読者にはどうでもいいこと。
むしろ幅広く、新しく仕入れた知識もあったほうが、
読者の役にたつ、よりよい本になる可能性も高まります。
科学者や研究者の世界だって同じです。
すでによく知られた知識だけでなく、新しく仕入れた知識にこそ、
大きな価値があります。
逆にいえば、すでに知っていることだけで書くアウトプットは、
「どこかで見たような内容」ですから、人々の関心を引きにくく、
面白くない本、売れない本になりがちだと言えるでしょう。
いかがでしょうか。
既存の知識量を気にしすぎる必要はありません。
むしろ大切なのは、どんどんインプットするという姿勢や、
どんなインプットをするかという目の付け所。
そこが面白ければ、大きな価値を生む本を書くことができるでしょう。
出版へのチャレンジに二の足を踏んでしまわないための、
ご参考になれば幸いです。